毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

*

しまった!田舎は仕事がないだけでなく、優良物件もない!(1)

 

おはようございます。間瀬邦生です。

知人の一人から二拠点居住の相談を受け、私の近所の物件を探して4か月ほど経ちました。私の家探しのときと同じく、なかなか物件が見つかりません。


以前私の物件が見つからなかった理由を考察した記事はこちら↓

関連記事:田舎に空家はあるが、農業に適した家は少ない


その知人はフリーランスの在宅ワーカーで、田舎暮らしで重要な『仕事』の問題はクリアしています。地方移住にぴったりの人物。それなのに、家が見つかりません。

田舎は仕事がないのと同じくらい『家がないのも問題』なのだと認識するきっかけとなりました。



問題が複数絡むと解決は困難

家があり、仕事がないのであれば、仕事を創ればいい。

仕事があり、家がなければ、家を建てればいい。


仕事があるところには、賃貸物件が建ちます。また将来設計が立てば、家を買うという一大決心もつきやすいでしょう。

仕事がなくとも家があれば(もしくは安い物件が借りられれば)、家賃の心配をせず少ない仕事でもやっていけるでしょう。


住むところもなく、仕事もない。

問題が2つあると、地域おこしの難しさは2倍以上です。



『家がない問題』に今まで取り組んで来なかった

田舎に仕事がないのは分かっていたので、仕事創りには精力的に動いていたのですが、まさか家もないとは思っていませんでした。

当初、周りは空き家だらけだと思っていたのです。

ところが、その空き家は前述の関連記事のように借りられません。


ましてや都会の生活を離れて田舎の生活を希望する人は、お隣さんとの距離がある家や、古民家などを希望する傾向にあります。そういう家となるとさらに数は少なくなります。



というわけで『家がない問題』に取り組もう

現状、移住希望者のニーズに答えられない状況ということが分かりました。

コロナ移住の流れが来つつあるかもしれない昨今、受け皿を整えることは急務です。


移住相談を受けて、待たせることなく物件を紹介。そんな移住者ウエルカムな町にするために。


①空き家のデータベース化

②家主との仲介(家主は地元を離れていて、連絡取るのも大変だったりする)

③優良物件の維持管理

④優良物件の改修

⑤リノベーションイベントの企画・運営


今まで取り組んできた中でも複雑そうな案件です。自分への見返りの割に、苦労が多そうな話でもあります。

NPO法人でも作りますか、自治体と連携しますか、どれだけ多くの人の協力・賛同が得られるでしょうか。

さあ、やることはいっぱいです。



 - 地域おこし , , ,