毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

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ローカルプロデューサーから学ぶ

 

おはようございます。間瀬邦生です。

久々にセミナーを受けました。セミナーと言いましても、自宅のパソコンの前で動画を見るだけのウェブのセミナーです。ウェブのセミナーは『ウェビナー』と呼ばれるらしいことも初めて知りました。世の中は随分と変化しているものです。


セミナーに高いお金を払って得るものが少ないと、お金をどぶに捨てたような気持ちになってしまうので、まずは無難に無料セミナーから。

さて、その内容はと言いますと、


『ポスト資本主義社会を具現化するローカルプロデューサーから学ぶ地方創生の新しい形』


というタイトル。


それにしても、最近はウェブでのセミナーが多いこと多いこと。気軽に参加できて便利ですね。そして、無料セミナーが増えているようですね。もはやセミナーでお金を取るのは難しくなってきているのでしょうか?

YouTubeで価値ある情報が無料で手に入る時代になってきましたからね。


というところで、セミナーの内容を、以下まとめます。



ここ2,3年で自治体が変化してきている

『自治』という漢字から、言葉の意味を考えてみます。

自ら治めると書きますね。


過去においては、住民が道路を直し、高齢者を助け、自らが町を守ってきました。

今は、それら自治の仕事を自治体に『アウトソーシングする』形式になっています。しかし人口が減り税収が減り、公共サービスも減少の一途をたどっています。


従来の自治モデルが崩壊を迎えており、そんな悩みを抱えた自治体が『ローカルプロデューサー』へ相談しにくるというのです。



ローカルプロデューサーの意義

社会の変化は、そのまま企業の経営スタイルの変化にも繋がります。環境へ配慮した社会を目指す方向へ潮目が変わってきた昨今、企業は自己の利益を追求しつつも、同時にSDGsへも取り組まなければなりません。


新しい社会の形は地方から。

都会ではイノベーションは起こしにくいというのです。企業と地方を結ぶところに、ローカルプロデューサーの存在意義があります。



ローカルプロデューサーの仕事

外から新しい何かを持ち込むのではなく、見つけ出して、認知度を広めて、新しい道筋を作ること。だそうです。

今まで見えなかった地域資源の見える化によって、それを認識すること。

住民が認識し、自治体が認識し、それがビジネスに繋がるようなモノであれば大企業から話が来ることもあります。



ローカルプロデューサーになるには

ローカルプロデューサーとして地域で成功する要因は何かという質問に対しての回答です。実に明確。


「移住すること」


外部の立場では何を言っても本気度は伝わらず、地域住民の協力は得られません。ローカルプロデューサーになる手っ取り早い方法は、そこに住むこととのことです。



ローカルプロデューサーに必要な力

印象の残った話を2つ紹介します。


1つは、課題解決の対処により、課題解決されるプラス面と、解決により新しく発生する可能性のマイナス面の両面を分析する力

例えば、点在する集落に買い物難民がいたとします。そこに大企業が解決手段を投入して成功したとします。でもそれにより住民間の交流が途絶え、社会関係資本が失われるという新しい課題が起きるかもしれない。

と、そういう予測を立てられることだそうです。


もう1つは、パラフレーズ(言い換える)すること

パラフレーズによって、異なるステークホルダーを巻き込むことができるとのことです。

1つの物事には多くの視点が存在しますよね。ある人にとってはプラスだったり、またある人にとってはマイナスだったり、マイナス面もちょっと見方を変えればプラスだったり。

違った立場の人の見方で、違った立場の人を巻きこめる表現で伝えることが必要な力だそうです。



地方で継続的なビジネスを作るには

地方で生き残る秘訣は、スモールビジネスであること。大型の資金調達によって全国に向けて展開するようなビジネスでは決してないということです。

つまりそれは、多額の広告費をかけて、安価大量消費を狙うような商品である必要はないということ。


地方の特産品を東京のアンテナショップで売るようなビジネスで考えると、どの地域・商品も似たり寄ったりで、もう勝負は資本力の差だけのビジネスだったりします。

今では当たり前のようにデザイナーが入ってパッケージを作り、それなりの品質に仕上げられていて、それなりに綺麗に店頭に並んでいるのですから。

品質が高水準で統一されてしまっているので、あとは企業の資本の勝負にならざるを得ません。


大企業が進出できないような手間暇のかかる商品であるか、地元の人が外向けのお歳暮に絶対に購入するような、大企業が進出しにくい商品であること。

それが地方ビジネスの基本です。



コロナ後の社会

インバウンド客がいなくなり、外からお金が入らなくなりました。入るお金がなくなると、出口を締めるほかなくなり、つまりコストカットしかなくなります。

例えば、自前の電力会社を作って光熱費を削減するとか。

コストカットに新しいビジネスの誕生の可能性があると言っていました。



他に印象に残ったこと

登壇者の口からは『地域通貨』という言葉がよく出ていました。

地域通貨の有効性を知っているからこそ、よく出ていたのだと思います。


観光業の盛んな地域での成功例はよく聞きます。それ以外の自治体でも有効なのか?地元商店街が廃れてしまい、大型スーパーでばかり買い物をするような地元への愛着の薄い地域でも有効なのか?

地域通貨をもっと勉強してみたいなぁ。そんな気持ちも芽生えつつ。


今年はセミナーをちょこちょこと受けてみようかなと。


では、今日はこのへんで。



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