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地域おこし協力隊は、移住希望者なのか地域活性コンサルタントなのか?

 

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おはようございます。間瀬邦生です。
周囲の人にすると、どんな仕事をしているのか分かりにくい地域おこし協力隊。
『○○は△△というものである』と、決め付けたがりの私が、地域おこし協力隊とは何者なのか、考えてみたことをつらつらと書きます。


まずは予備知識

総務省の発行している制度概要については以下のとおりです。
『地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組』
…地域に定住するための制度であることをはっきりと明記してあります。地域のリーダーとして招かれるわけでも地域再生コンサルタントでもありません。


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移住希望者

移住したいけど、仕事もないし知り合いもいない、という悩みを解決するために地域おこし協力隊の制度を利用している人です。
就農を目指している人は農業のお手伝いが主な仕事になるでしょうし、地域の食材を使った飲食店を開きたい人はレストランなどが主な仕事かもしれません。
ちなみに、地域おこし協力隊の就任のときは新聞にも載りますし、自治体の広報にも載ります。新聞に載るということは、それ相応の成果を期待されているのだろうかという気持ちにもなることでしょう。
これは普通の移住希望者からすると不要な事態に思えます。そして変な勘違いを起こしてしまうかもしれません。


自治体としては、任期中の成果云々はさほど問題にならず、最終的にはこっちで定職に就いて定住してくれさえすれば良いのかもしれません。


地域活性を担う者(≒地域活性コンサルタント)

コンサルタントという表現は仰々しく語弊を生んでしまうかもしれないのですが、何かと新しい取り組みを提案・発信していくことに重点を置いた役割とでもいいましょうか。
イベントの企画や地域の特産品の開発等が主な仕事といえるでしょう。
熱意のある地域おこし協力隊にはこのタイプが多いです。その熱意が空回りをして地域の人との調和がとれないこともあるそうです。


自治体としては、(執拗に催促はないにしても)対外的な成果を期待しているかもしれません。


地域の良さを外部に伝える者

地域おこし協力隊の成果を、任期期間中の地域活性の成果や定住以外に見い出す発想です。

『任期中に地域の良さを体験してもらって、任期後に別の地域に行ってしまっても、そっちでこの地域の良さを伝えて欲しい』


地域おこし協力隊をそう捉えている自治体もあるようです。


まとめ

地域おこし協力隊には色々な目的があり、それらの目的は近いものであったり遠いものであったりと複雑であり、○○だと表現することは難しいようです。
どの目的の枠で採用されているのか明確でないと、地域おこし協力隊自身も戸惑うことになるかもしれません。
そんな中でも、各自治体・各隊員の目指している方向というものの認識はしっかりして、お互いが何を目的に着任しているのかで、誤解や不満を生まないようにしていきたいと思うのであります。



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