毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

*

農業を習得しつつあるので、次は…

 

おはようございます。農作業が板についてきた間瀬邦生です。

就農2年目、業界人としてはまだまだ新人。業界のイロハもほとんど分からず、収入の大半を農業関連から得ているのにも関わらず、農家の自覚もほとんど芽生えていません。

自覚はなくても必死にやっていれば、自分の力として着実に身に付いてきているのを実感してきました。



他の農場で働いて、自分の力を認識

本業のサツマイモ苗の植え付け作業が5月で終わりました。

ホッとしたのも束の間、友人の農場がピンチということで、6月頭から今もお手伝いに行っています。

他の農場での作業は、作っている作物も、畑の性質も、作業手順も違います。いつもと違う環境は非常に勉強になります。

初めての作業も多いのですが、同じ農業なので経験ゼロの初心者よりは効率的に動けます。効率的に動ければ疲れも少なくて済みます。

そんな自分を俯瞰して「農業の知識もついて、体も農作業に慣れているんだな」と思いました。



納屋を見ると、農業機械が充実している

ふと納屋を見ると、24馬力のトラクター、畝立てアタッチメント、甘藷洗い機があります。

そして最近、4条植えの田植え機が新しく加わりました。今までの2条植えの田植え機の倍の性能です。

その他こまごまとした農具やコンテナもあり、ずいぶんと農機・農具が揃ってきたなと。

投資したお金もそれなりです。


道具が揃いだしたら、完全にハマっている証拠です。



栽培実績を振り返ってみて、着実に上達している

米作りは今年で4年目となりました。3年目の去年は非常に良い出来でした。今年は作業の効率化という面で、去年よりさらに良い成果を上げられそうな気がしています。


サツマイモ作りは今年で3年目です。今年は大型機械の導入により、既に労働時間の大幅な短縮に成功しています。


新卒で社会人になったばかりの頃、「どんな仕事でも3年やれば、ある程度は身に付く」と言っていた先輩の言葉が思い出されます。


確実にある程度の農業を身に付けているようです。



この先、身につけたい肩書き(=職業)

自分の将来像へのステップアップは、おおよそ3段階。


1.まず農家をマスターする

→田舎の基幹産業である一次産業で土台を築く


2.食品加工会社をマスターする

→1で生産された原料を使い、多くの雇用を生む食品会社を経営する


3.地方創生請負人を名乗る

→2が達成できたあたりから、地域経済への貢献度が増してくる。自由になるお金も時間も増えてくると思うので、地域の産業になるものなら何にでも手を出す。キャンプ場運営や店舗運営など。


農業を習得しつつあるとはいっても、農家には上には上がいて、農業法人もあります。今の私が小者なのは分かっています。小者が何を言っているという意見ごもっともですが、農業界で縦方向へ向上心は忘れずに、横方向へも分野を広げていくのが目指している将来の姿です。



 - 地域おこし