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地域おこし協力隊の採用基準を今一度推測してみる

 

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おはようございます。間瀬邦生です。

以前の記事『地域おこし協力隊の面接をいくつか受けて感じたこと』の続編とでもいいましょうか。

どんな人が地域おこし協力隊に採用されているのか、各自治体を調査しました。新しく発見した採用基準をお伝えします。


以前の記事『地域おこし協力隊の面接をいくつか受けて感じたこと』の内容

自治体が求める人材の順位を以下に推測。

第一優先項目:移住意思

第二優先項目:起業願望

第三優先項目:興味

上記に加えて、生活の場に『よそ者』が入り込むという繊細な点を踏まえると、一緒に暮らして気持ちの良い人間かどうかという性格のマッチングが最大の採用基準かもしれません。


今回新しく推測する採用基準

1.足りない技術者の確保

多くの地域おこし協力隊がブログ・ホームページを利用し情報を発信しているという性質上、『ライター・カメラマン・WEBデザイナー』といった人材がいると重宝する場合もあります。必要な技術者に欠員があると優先的に採用するということがあるかもしれません。

募集要項が『地域のPR』という漠然とした場合など、バランス良く幅広い技術を持った人を採用するということは十分に考えられます。


2.既存隊員との相性

既に隊員が活動している自治体では、既存隊員の性格との相性を考慮することも十分にあると推測します。任務を達成する上で隊員同士の相性は大切です。

地域おこし協力隊も自治体によっては派手であったり地味であったり特色が出ているように思えます。隊員の雰囲気が自分と合うと思った自治体であれば、着任後も居心地が良い自治体なのかもしれません。


3.地域との協力・協調の意思

以前の記事の繰り返しになりますが、やはり重要なのは協調性。

技術やアイデアがあっても、地域の人との一体感なしには何もうまくいきません。

技術やアイデアがなくとも、地域の人との仲良く物事を進められれば、三人寄れば文殊の知恵、良いアイデアも生まれ、きっとうまくいくことでしょう。


まとめ

地域おこし協力隊に関わらず、コミュニケーション力は企業の就職でも重要視される項目ですし、不足している分野の技術者を採用するのも普通のことですよね。社風に合った人材を採用するという話もよく聞きます。

地域おこし協力隊もそういう視点で選考していると思いました。

選考の合格不合格はタイミングや相性という要素も多く、受かったところは自分の力を発揮できるところ、落ちたところは自分の力を発揮できないところ、という軽い気持ちでいいのかもしれませんね。


関連記事:地域おこし協力隊の面接をいくつか受けて感じたこと



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