ちょっと今、選挙の応援をしています(前編)
おはようございます。間瀬邦生です。
1年半前の記事に「田舎は政治が近い」を書きましたが、そろそろ私も政治に足を突っ込む時期が来ました。
足を突っ込むと言いましても、ある陣営の市議会議員選挙のお手伝い程度。言われたとおりに手や足を動かすだけで、私が候補者の参謀役になるわけでも、応援演説をするわけでもありません。
ただ、単なる手足とはいえ、サラリーマンでない私は平日の昼間でも活動ができ、なかなか重宝されるようです。
理由はいくつかあります。
・良くしてもらっている人が出馬を決意した
・良くしてもらっている人の市の将来ビジョンに共感が持てる
・政治(地方行政)と地域おこしは密接である
・個人事業主になってから、政治に興味が出始めていた
・選挙活動を通して、知り合いを増やしたい
・政治に絡めれば、自分の今後にも良い影響が出る
等々。
4月上旬は農閑期ということで手は空いています。今まさに、機は熟したのでした。
インターネットを使った選挙活動は若い人向け。
昔からの紙媒体を使ったチラシ作戦や、街頭演説などは、インターネットを苦手とする層向け。
当地域は田舎なもので、陣営としては後者に力を入れる方針となりました。
そこで私に割り振られた仕事はいうと。
・チラシのポスティング
・候補者のポスター貼り
・選挙カーの運転手
各家を回るポスティングや選挙カーの運転手では、今まで知らなかった市内の場所を知ることができました。
選挙カーに同乗していたウグイス嬢の話から、選挙のことに少しだけ詳しくなりました。
選挙カーの運転手では、公費から12,500円/日の報酬が貰えます。貴重な経験と、農閑期の嬉しい臨時収入、一石二鳥です。
それにしても、選挙に必要なのは、お金。お金がなければ、人。
選挙事務所に常駐する人は必要ですし、ポスティングする人は必要ですし、選挙区内の横断縦断に車でそれぞれ30分はかかる市内277箇所にポスター貼りする人も必要です。
街頭演説には応援弁士として近隣の市議会議員が登場しました。非常に多くの人が関わっています。
経済的な面から見ても、レンタカーを貸してくれる人がいたり、毎日お菓子やお茶の差し入れを届けてくれる人が代わる代わるいたり、人脈が多ければ多いほど物資の援助も相当な量です。
選挙カーで各地を回るにしても、各地域にはその地域に詳しい案内人の知り合いが同乗します。幅広い人脈がなければ、案内人なしに、苦労して市内を回らなければなりません。
選挙活動の目的である票の獲得という面でも、赤の他人から票を貰うのは難しく、知り合いから貰うのは易しいものです。
人、人、人。だなと。
というところで、選挙結果は後編へ。