知識の有無で人を判断してほしくない
おはようございます。間瀬邦生です。
過去に幾度も転職をした人生を送っていますが、新しい環境に慣れるには少なからずの時間がかかります。
業務遂行でも人間関係でも、ある程度の知識がないとうまくこなすことはできません。
新しい職場に来たばかりの何も知らない私に対する初期の対応で、その人の本質を知れたりもします。
『間瀬ってやつは、そんなことも知らないのか』
そんな侮蔑の眼差しを受けることもしばしば。
そういう人に当たったときは、ハズレを引いたと心底思います。
学校で習うような必要最低限の知識くらいは知っておくべきでしょうし、知識の内容にもよるとは思います。
でも、ついさっきまで知らなかったことも、たった今指摘されたことで、知ってしまいました。
知識って意外とそれだけのこと。簡単なもの。
知識の有無で相手の判断することに大きな嫌悪感を抱きます。
その反面、考え方というものは、知識のように薄っぺらいものではないと思っているので、疎かにはできません。
相手を思いやるだとか、相手の立場になって考えられるだとか、人格や価値観の在り方にこそ、人の良さを感じます。
話し手がその知識を持っていたという事実よりも、知識の伝達の仕方が上から目線で自慢気でないなどの、その言い回しに注目してしまう私。
『知っていること』は重要ですけれども、さほど重要でもないということ。
その程度に考えています。