毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

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社長論(2)- 愛想笑いをさせない

 

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おはようございます。間瀬邦生です。

突然ですが社長のみなさま、『自分の話は面白い』と思っていませんか?


自分の話によく頷く社員、自分の話でよく笑ってくれる社員。

もしかしたら、彼等のそれは偽りかもしれません。


社長や上司という立場は、本人が意識していなくとも、存在だけで周囲に与える影響は大きいものです。

あなたは人生の中で先輩や上司や社長に愛想笑いをしたことがありますよね。

上の立場とは、そういう存在なのです。

私が理想とする社長とは、そういう存在ではない社長です。

何も気遣うことなく存在する社長。存在を意識させず、気遣いというストレスを社員に感じさせない社長。

愛想笑いは、権力への迎合か、情けの気遣いから生じる負の産物です。

そんな笑いをもらっていることを恥じなければならないでしょう。

そんな笑いを社員に強いていることを恥じなければならないでしょう。

長く笑っている間に、表情に疲れが見てとれたら、それは完全に愛想笑いです。


本来、社長は社員に幸せを与える存在であるはずです。

社員にストレスを与えて、自分が満足するのは本末転倒です。


きっと飲み会で、「社長ちょろいよな」と話のネタにされていますよ。

屈辱ですよね。

自分が上の立場として正しく認められているか、今一度、自分を見つめなおして欲しいと思います。


中国戦国時代の哲学者、老子が以下の言葉を残しています。


『太上、下知有之、其次親誉之、其次畏之、其下侮之』


最上の指導者は、部下から存在さえ意識されません。

部下から敬愛される指導者は、それよりも一段劣ります。

さらに劣るのは、部下から恐れられる指導者です。

最低なのは、部下から侮られる指導者でしょう。


私は非常にこの言葉を気に入っています。

自分が指導する立場であるかないかは関係なく、周りの全ての人に対して『存在を気付かれずに幸せを届けたい』と、そうありたいですね。



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