仕事の選択は、ストレスの選択
おはようございます。間瀬邦生です。
個人事業主として働くようになり、まもなく3年が経ちます。
「個人事業主として、やれている」ことが認識されつつあるようで、親戚・知人らとお正月に集まったときに「会社に勤めないで働くの大変でしょう。やれていることが、すごいね」というような話が出るようになってきました。
(最初の頃はすぐ生活が成り立たなくなるだろうと思われていて、この話題は避けられていた)
まあ、褒められることは嬉しいことで、優越感を得られるのは確かです。
でも、会社・組織に所属するか否かで、人の優劣を簡単に決められるのかということには疑問を持ちます。
多くの人は会社・組織に勤めるという形で人生を終えます。そんな中、少数派の人が勤めない形式の仕事を選ぶのはどういうことなのか、ふと考えました。
人(生物)は、持って生まれた遺伝子には逆らえないと思っています。
優劣なんて生まれたときに決まってしまっている遺伝子による運命的なものだと思っています。
内向的であったり、努力家であったり、保守的であったり、チャレンジ精神にあふれていたり、それらの特性は、結局のところ、先天的なものであると考えます。
子どもの頃、勉強できない子が、大人になって勉強できるようになったのは、努力したから。
だから後天的なものという考え方もあるのでしょうが、そこはやはり「努力する遺伝子」を先天的に持っていたからだと思っています。
人の優劣なんて、まずは、生まれた瞬間の遺伝子の運。
その次は、どんな環境に生まれたかの親の運。
そして、高校生くらいまでに出会う友人・先生の運。
優劣とは「運」だけのこと。
このような考え方もありだと私は思います。
すごいもすごくないのも「遺伝子」・「運」という結論が↑の話。
そしてその「遺伝子」が、人の性格を決め、人のストレスの傾向を決めてしまっているというのが、↓のお話。
会社員を選ぶのも、個人事業主を選ぶのも、それは人それぞれが自分に合ったストレスを選んでいるにすぎないということ。
私は、会社で納得できないことがあり従わざるえないのは大きなストレスでしたし、会社に一日のスケジュール(時間)を拘束されることも大きなストレスでしたし、都会の通勤電車も大きなストレスでした。
個人事業主になったことで上記のストレスは解消されましたが、その反面で金銭的に苦労するというストレスが生じました。
自分に合うストレスはどっちかと判断した結果が、個人事業主でした。
つまり、職業の選択とは、ストレスを天秤にかけて、その人に合ったストレスを選んだだけ。
会社にいられる人はすごい。これほんとに嫌味ではなく。だって私は会社員が耐えられないから。