個人事業と感謝の習慣
おはようございます。12月は「ほしいも作り」に余念がなかった間瀬邦生です。
ほしいも作りは、所属している会社から与えられた仕事ではなく、人生初、一から自分で作った仕事でした。
ほしいもを作り売ったお金で生計を立てる。
そんな生活。
売れなければ1円も入ってこないし、売れなければ生きていけません。
私はほしいもを買ってくれたお客様に「生かされている」のです。
自然とお客様への感謝を意識するようになります。
サラリーマンのときには、感謝という感情は希薄でした。
お客様に生かされているとは思わなかったし、自分が所属している会社に生かされているとも思いませんでした。
会社との関係も、お客様との関係も、賃金と仕事という「契約」でしかありませんでした。
サラリーマンは、お客様への感謝を感じにくい環境なのでしょうか。
感謝を感じないのは私だけでしょうか。
個人で仕事をすると、多くの感謝の感情が芽生えます。それは給料としてお金を貰うのとは比べ物にならないほどに。
その感謝の感情を抱くという習慣は、仕事の枠を越えて、日々の生活をしている中でも体に染みつきます。
感謝の気持ちは人間関係を豊かなものにし、人に優しく、気遣いのできる心を養います。
感謝の気持ちのない社会は、相手への思いやりに欠け、すさんでいることでしょう。
会社は大きくなればなるほど、感謝の気持ちが育ちにくいと思います。
顔と顔が向き合えた個人同士の付き合いと比べて、会社という無機質なものが間に入ってしまうと、人の付き合いも無機質になってしまう。
だから私は、大企業には所属したくないし、大企業ばかりが存在する社会も望んでいません。
それは理想の社会ではない気がしているから。
少なくとも自分の周りくらいは感謝で溢れる社会にしていきたいと思います。