毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

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茨城県北ビジネススクールのプレ講座

 

おはようございます。間瀬邦生です。

茨城県北ビジネススクールのプレ講座を聴講(オンライン・録画)しました。


今回は、投資家目線の内容で、登壇者方々の鋭い視点は圧巻です。ビジネスを起こす気概と心構え、身が引き締まる思いで聞いてしまいました。



目次

1.起業家を見抜く目

2.ビジネス成功の秘訣

3.『顧客は自身のニーズなんて分かっちゃいない』

4.コロナ時代の今こそチャンス



1.起業家を見抜く目

投資家は事業内容とともに、起業家本人の資質を見定めています。その見定めている点とは…。


①誠実さ
誠実とは実直さであり、ミッションに対して責任感を持ち、やりきるということ。どんな良いプランでも、それを具現化するのは「人」なのです。


②レスポンスの速さ

メールの返信であったり、頼んだ資料が早く出来上がったり、何かとレスポンスの速い人は見どころがあるとのことです。遅い人は必ずしも悪いというわけではないのですが、黄色信号と仰っておりました。


③顧客の課題を明確にしているか

起業当初から方向性がハッキリしている必要があります。そうでないと、後々に大きな失敗を生んでしまうことがあるそうです。

起業には勢いも必要ですので、初めは些細な点を曖昧なまま進めても良いのですが、骨子の部分だけは明確でないといけません。

方向性が明確でない事業は、うまくいっていないときに迷ってしまうので、黄色信号とのことでした。



2.ビジネス成功の秘訣

①楽しむこと
大リーグで大活躍の大谷翔平は野球を楽しんでいるように見えるでしょう。近年、愛好家の増えている登山やランニングも、楽しめない人からすると苦痛なだけです。
つまり継続するには「楽しむこと」が大切なのです。
自分のやりたいことが分かってない人、自分に嘘ついてやっている人は、すぐ辞めてしまう可能性があります。


②ポジティブな思考

ポジティブな性格は困難を乗り越えるのに必要な要素です。

例えば、壁にぶち当たっているときに「悩んでいるときは、成長しているとき」と前向きに捉える考え方をしているのなど、一流の起業家はポジティブ転換がとても上手いらしいのです。


③ビジネスは「顧客の問題を解決する」ことと認識している
想い先行でビジネスを始めても良いのですが、ビジネスのセオリーを知っていれば成功確率は上がるとのこと。
5w2hとか。誰に何をいくらで売るか。誰の何を解決するか。そういったセオリーが存在するそうです。


ただ、これには別の視点(当プレ講座外の話)からの意見もあるので、次章にてお伝えします。



3.『顧客は自身のニーズなんて分かっちゃいない』

顧客(=消費者)は自身の不満点やニーズに気付いていないものだし、そもそも不満だったり(欲しがっていたり)していないというのです。


最近流行り出した「高級食パン」を食べたいと思っていた消費者がどれだけいたでしょうか?

初めに作った人だけが、その高級食パンの価値を信じていたと思うのです。

周りの人が美味しいと言い出し、マスコミに取り出されるようになり、そして多くの人に認知された結果、自分も欲しくなったりするのです。人々のニーズなんてそんなもので、高級食パンの価値はというとそんなものということ。


何が言いたいのかというと、


『顧客の課題やニーズを調べることはほとんど無意味な場合もあり、自分の価値観を信じてそれを具現化するしかない』


そんな場合もあるということ。



4.コロナ時代の今こそチャンス

平和なときは、圧倒的に既存のプレイヤーが有利です

例えば、航海をしてい大きなうねりがやってきたとき、大型船は旋回できず乗組員の意志統一や方向性も定められません。

でも小型船であれば、うまく立ち回ることができます。


環境が変わるタイミングは、人の成長を促進させるのです。


というところで、今日はこのへんで。


※ セミナー疲れも出てきましたので、セミナーラッシュはこのあたりで終了しようかなと。



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