毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

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サツマイモ苗がずいぶんと早く届いた

 

おはようございます。

サツマイモの苗作りをやらない「にわかサツマイモ農家」の間瀬邦生です。


農業の先輩に「苗作りからやりなさい」と指摘されましたので、来年から、半数は苗から育てます。


では本題です。このたび何が起こったかといいますと、


5/24に納品予定のサツマイモ苗が、5日早い5/19に納品された。


ということ。



サツマイモ苗とは

サツマイモ苗は「切り苗」。種芋から伸びた蔓を切った、根の生えていない苗なんですね。それって早く植えないと枯れちゃいます。なんせ根がないですから。

切ってから1週間以内には植えるというのが目安。もっと長生きはしますが、だんだんと生命力は弱っていきます。



納品スケジュール

今年はサツマイモ苗を4回(5/10,17,24,31前後)に分けて注文しました。


実際の納品はというと、

1回目は10日でした。予定通り。

2回目は15日でした。2日早い。

3回目は19日でした。5日早い。

4回目は31日でと念押し。


3回目の前倒し日数に驚きです。

連絡を受けたのも、前日の18日と急で、さらに驚きでした。



5日早まった理由

5/24前後に納品が集中しており、予約が早かった順に苗を納品した。というのが理由だそうです。

つまり、私は予約者の中で予約したのが早かったため、だいぶ早めに納品されたということ。



サツマイモ苗の植え付け作業とは

苗には根がないので、カンカン照りの日に植えると枯れてしまいます。水分のたっぷり含んだ畑に植えて発根を促すので、雨の前日が植え付けの最良の日です。

天気によっては作業がまったく進みません。


ちなみに、3回目の納品は苗7,000本。3人2日間で植え付けが終わる量です。

幸いなことに2回目の植え付けが終わっており在庫もなく、人手の確保も可能でしたので、早まった苗の受け入れに問題ありませんでしたが、予定より5日早い入荷って、けっこう重要な変更ではないでしょうか。



農業界に身を置く心構え

農業はスケジュール通りいかないことがよくあります。

野菜には植え付け適期があり、適期に購入希望も集中します。今回のような予約の集中もよくあることなのでしょう。

商品が生き物なので、天気如何によって成長が早まったり遅くなったりと、これもまたスケジュールどおりにはいきません。


しかし、7日ごとの納品予定で5日間早くなるのは、想像のはるか上でした。

生き物を相手にするからこそ、5日のズレが自分の作業に大きな影響を及ぼすこともあり、逆に納品する側も、生き物を相手にするからこそ、5日のズレが出てしまうこともあるのでしょう。


「農業界すげえ」


スケジュールどおりにではなかった怒りとかそういう感情ではなく、経験したことのない驚きを覚えた出来事となりました。



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