地域おこしで、賃金の発生するコミュニティを作ることは絶大な効果を発揮する
おはようございます。
売上100万円を目標として、「ほしいも」を作っている真っ最中の間瀬邦生です。
ほしいもという商品、とても人手がかかります。
製造における機械化はされておらず、ほぼ人の手で作ります。
100万円のほしいもを作るのに、人件費は30万円くらいかかります。
そのほしいもの試作をしているときのこと。
近所のおばちゃんがふらっと近寄ってきて、
「手伝ってあげるよ」
と。
「いえ、御礼もできないので、私一人でやりますよ」
と私。
「今日はボランティアでいいよ」
と言ってくれたので、甘えることにしました。
(後々、正式に干しいも作りを手伝ってもらう約束をしているので、‘今日は’ボランティア(無給)でということ)
おばちゃんと一緒に干しいもを作りながら、色々とお話をしました。
他愛ない話から、ちょっと心に響く話まで。
その心に響く話というのは、「おばちゃんがどうしてボランティアで干しいも作りを手伝ってくれているのか」ということ。
「家にいてもボケちゃうだけだから、外に出て手先を動かして、誰かと話すことだけでいいんだよ」
「この歳になったら雇ってもらえるとこもないから、たとえお給料が安くても、近くで働けるのは助かるんだよ。おかげで孫へのお年玉も奮発できるしね」
誰だってお金を貰えるのは嬉しい!
(売るという)目標・目的があると、人の心に活気が戻ってくる!
人は働いて生きていて、多くの人は一人では働きません。どこかに所属して、誰かと一緒に働いているんです。
仕事というコミュティを共有していると、協力するし、話題もできるし、人は集まります。誰かと一緒にいることができるんです。楽しく過ごすことができるんです。
働ける場所を作ることで、人を幸せにしていると思っていいのかな。これって地域おこしかな。
そんなことを感じた日でした。