毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

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個人事業主間瀬物語を始めます

 

明けましておめでとうございます。

ブログに書くネタも尽きています。薄っぺらい間瀬邦生です。


さてさて、振り返ってみると、ブログを始めて5年が経ちました。

自分の経験や信念を書いたり、個人事業主になったり、地方経済を勉強したり、仲間を増やしたり、そんな5年間でした。ビジネスに対しての知識も増え、自分のやりたいことの土台が固まってきたように思えます。

いよいよ起業・経営という大海原に出港する準備は整いました。

というところで、これからのこのブログでは、思い悩み迷い決断することを綴った間瀬ビジネス物語も書いていこうと思います。


ではまずは今年の目標・抱負から。



小目標

1.農業の規模を拡大する

今年は農機をさらにパワーアップさせる予定ですので、より多くの作物(主にサツマイモ)を生産することが可能になります。ただ農地を広げるのではなく、より効率的に無駄なく生産することが就農2年目の目標です。


2.干しいもの生産・販路を拡大する

一年間を通し農家をやってみて、中山間地の農家にとって加工品事業は根幹産業であると確信しました。

サツマイモを生イモのままJAに販売するよりも、干しいもに加工した方が規格外等の無駄を出さない販売ができます。利益率が高いのは言うまでもありません。

干しいもの生産にはまだまだ余力があり、販路の開拓が急務です。


3.新規事業の食品加工に進出する

昨年クラウドファンディングによって得られた支援のおかげもあり、初期資金は集まりました。

農産品を加工品に変えることで農家は豊かになる。年間を通して安定した収入を得るための重要な事業です。


4.サツマイモの貯蔵を考える

貯蔵の方法は2種類あります。

サツマイモを生イモのまま保存する貯蔵施設か、加工した状態で保存する設備。加工した状態とは、例えば作った干しいも冷凍しておく等。

通年出荷、安定した収入には欠かせません。


小目標は自分の生活ため。

そんな目標です。



中目標

1.農業法人を設立する

個人は弱く、集団は強い。大きな仕事を取るためにも法人化は必要不可欠です。

とはいえ、私は大企業を目指しているわけではなく、個人の力を最大限に発揮するための法人化が理想と考えます。

ピラミッド型の法人ではなく、フラット型の法人です。普段は個々の農家として自主性のある経営をし、大きな仕事がきたときには一致団結して事に当たることのできる集団。

目指すは個人と集団の良さを合わせた法人化です。


2.地産地消を推進する

地産地消を推進することは、地域の富を地域外に流れないようにするための最重要事項です。流通・販売に多額のコストをかけることは農家の経営を圧迫します。

生産者と消費者の結びつきは、地域の関係性を強いものにもします。


3.地域のお祭りを黒字化する

ただ盛り上げるだけではなく、黒字化をして盛り上げます。

多くのお祭りは補助金頼みであったり、ボランティア頼みだったりするもの。精神的な幸福とともに経済的な幸福も手に入れましょう。


4.移住者を呼び込む活動をする

小目標・中目標を達成することが、結果的に地域の魅力を高めて、移住を考えている人に私たちの住む地域を選んでもらうことにもなるでしょう。

地域の魅力を移住者に伝えることもしっかりと。そして迎え入れる体制を整えることも。

そんなことにも手を出したいと思っています。


中目標は地域の活性。

All for One , One for All。

地域の活性なくして、自分自身の活性もあり得ません。



大目標

● ECOな社会を目指す取り組みをする

「地球温暖化への取り組み」と言った方が分かりやすいかもしれません。

私が子どもの頃より夏は明らかに暑く、農家を襲う異常気象は確実に増えています。非常に暮らしにくいです。暮らしにくい社会は変えていきたいです。


東日本大震災で電力の供給が足りなくなり、各地で節電をしましたよね。

夜の明かりが減り、企業が稼働調整をしても、私たちの生活は何事もなかったように思えます。つまり、ECOな社会とは、文明を捨てるような生活に戻らなくても実現可能であるということ。

今までどおりの生活の中にECOを増やしていく取り組みをしたいと思っています。それは、商品の製法であったり、商品のパッケージであったり、事業の方向性であったり。


ECOな社会は元々の自分の理念であり、それを全ての根っこに据えて、これから事業を進めていこうと決めました。


以上、自分のやりたいことばかりやります。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。



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