二拠点居住をして五か月経過後の感想。田舎に善人が多い理由
おはようございます。いつも余計な一言が多い間瀬邦生です。
余計な一言が人間関係を悪くしてしまうことも過去に多々あり、言葉の一つ一つに細心の注意を払っている、いつもビビりまくりな私です。
私とって、田舎はとんでもなく恐ろしい土地かもしれません。
今日はそのお話をします。
都会では、仕事は仕事。家庭は家庭。とそれぞれ独立しているように思えます。
仕事の失敗が第三者から家庭に伝わることはほとんどありません。家庭の失敗も然りです。
どちらかで失敗、悪評が発生しても、相互に影響を及ぼす可能性は低いわけです。どちらかで失敗しても、もう一方はもとのまま残っているわけです。
しかし田舎は違います。
仕事と家庭が地域という大枠に含まれていて、仕事か家庭のどちらかでの成功、失敗、良い噂、悪い噂、なんでもあっという間に、自分の生活のすべてを覆ってしまいます。
これは24時間どこにいても失敗が許されず、常に緊張しっぱなしという状態になりえます。
おいおい、芸能人かよ。というツッコミすらいれたくなります。
家庭と仕事が近いことを田舎の長所にあげる人もいますが、見方によっては短所でもあると思うのです。
田舎は地域と密接という状況下にあります。このような場所では、性格の裏表のない根っからの善人しか生きていけません。むしろ、性格に裏表のない善人にとっては住みやすい場所だと推測します。
逆に、いつ自分の悪い部分が出るか分からない悪人は、心休まるヒマもなく、一回でも失敗をしたらジ・エンドな田舎は住みにくいのではないでしょうか。そして田舎から離れていきます。
私は冒頭で余計な一言と書きましたが、そういった相手を怒らせる(≒非難する)一言がすぐに頭に浮かんでしまう人間なわけで、おそらく田舎だとボロボロとボロを出すタイプです。
経験を重ねて多少は自分の悪を隠せるようになりましたけれども、私にとって毎日ヒヤヒヤな田舎生活なのでした。