『地域おこしは当たり前』の地域にすることが、地域おこし
おはようございます。間瀬邦生です。
地域おこしの成功には何が必要なのだろうかと、色々と考えて早5年。
等々、過去の記事ではこんなことを書いています。
地域おこしの本質を追究するのがけっこう楽しいのですけれども、その本質を追究した結論を本日はお伝えします。
ちょっと前の香港ですと、中国共産党の支配に対する民衆の反対運動がありましたよね。
ミャンマーでは、軍のクーデターに対する民衆の抵抗。公務員が仕事をボイコットしたりもしています。
これらの民衆の決意には凄まじいものを感じます。
どちらの側に民意があるのかは報道では分からないので賛否は控えますが、ただ、あのエネルギーがそのまま地域おこしに向けられたとしたならば、その地域は地域おこしを達成できるだろうと思います。
海外の民衆のエネルギーから分かったことは、まさにその多数のエネルギーが何かを動かすことの原動力なのだということです。
(あくまでも原動力なだけで、それが全てではないです)
原動力を成功に導くためには、正しい知識が必要であり、決断力が必要であり、努力が正しい方向に向かっている必要があります。
原動力を同じ方向に向かせ、どう動くかの意見を吸い上げたり、まとめたりするためのリーダーが必要だったりもするでしょう。
多くのエネルギーが一番大切という結論に至ったところで、そのエネルギーの生み出し方という話になります。
何もないところにエネルギーは生まれないわけで、人の心にエネルギーを生じさせるきっかけが必要です。それは地域おこしの正しい知識と方向性であったり、政策の提示であったり、それらの知識・政策を持ち合わせた決断力・実行力のあるリーダーの存在であったりします。
「1人のエネルギーでは地域はおこせない、多くの人のエネルギーが必要になる」と言いつつも、多くの人のエネルギーの命運は、結局は、1人もしくは少数のリーダーの才覚に委ねられると。
地域おこしの一番の敵は、「地域おこしなんて出来っこない」という心だと私は思います。
「諦めたら試合終了です」という、あの有名な言葉が真っ先に頭に浮かびます。
「地域おこしなんていつもやっているよ。当たり前のことだよ」という、諦めとは逆の状態を作れれば、それが地域おこしにとって最高の状態ではないでしょうか。
そういう雰囲気が地域に満ち溢れるようにするには、具体的にどうすればいいの?
リーダーがやるべきことは?
それについては、以下、過去の記事で既に書いているような気がしますが…。
他にも何かありましたら、次回以降の記事に書きます。
というところで、今日はこのへんで。