夕暮れとともに仕事が終わる幸せ
おはようございます。さつまいも農家の道を順調に進んでいる間瀬邦生です。
先日、東京の友人がさつまいも掘りを手伝いに来てくれました。
収穫体験のようなちょっとした畑作業ではなく、5人で丸1日かかる大作業。
合計2.5トンのさつまいもが採れたので、それは本格的な農業の手伝いでした。
朝8時半から働き、夕暮れどきの5時に仕事を終えます。10月中旬の日没ですとだいたいその時間です。
そして近くの温泉に行き、温泉の食堂で夕食を食べて、自宅に戻ってきて7時半。
友人は家に帰ってきて一言。
「あとは寝るだけの状態で7時半を迎えられるのは、なんて幸せな一日なんだ」
そう言っていました。
私が東京での職場は新宿にあり、定時の6時半に終わって、ゆっくり帰って家に着くのが7時半。残業があれば帰宅はもっと遅くなります。
都会の夜は明るく、町から人がいなくなることはありません。田舎と比べると、都会には夜なんて存在しないかのよう。
田舎はそうはいきません。夜にはパタッと活動を停止します。
日中にはデスクワークではない体を使った仕事(農作業)をして、夜には休む。ただそれだけのことでも、都会の生活と比べるとちょっとしたカルチャーショックを受けるようです。
かつての私もそのカルチャーショックを受けたはずなのですが、すっかり忘れてしまっていました。
ほどよい疲れとともに、あとは寝るだけの状態で夜7時半を迎えることのできる幸せが田舎にはあります。
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