地元の名店に一度は行こう!名刺を作ろう!
おはようございます。間瀬邦生です。
ちょっとした勉強会があり、そのときのことです。飲食を伴ったお酒も入ったざっくばらんな勉強会なのですが、そこで地元の名士に、ぐさりと心に響く忠告を受けてしまいました。
今日はそんな話です。
名店には地元の有力者が訪れ、色々な話も聞けます。
地元にお金を落とせる人間は感謝されます。
一度は行かないとその店の評価もできませんし、その店の話題が出たときに話に乗ることもできません。
だから一度で良いので、行くのは大切なのです。
地元の名店に出入りしているという事実だけでも、そっちの世界の人という認識をされたりもします。
「間瀬くんは、今後そっちの世界の人と交流していくのだから、そういうお店に出入りしなさい」
と期待を込めて言ってくれたと思っています。
9割の名刺は不要
私は名刺が嫌いです。名刺が嫌いというか、『名刺を渡そうとするあの空気と間』が好きでありません。
過去にたくさんの人に名刺を貰い名刺を渡しましたが、9割の名刺は二度と見ません。捨てずに手元に残してはいますが、再びそれを見ることはありません。
名刺を交換する9割の相手は、二度と関わることのない人だと私は思っています。
残りの1割は関わるので、その方々の名刺には意味があるのですが、その1割の人は出会った瞬間から、今後も関わる人だと直感的に認識します。名刺がなくとも名前を自発的に聞きますし、一度聞いたら忘れないように、その場でその人の名前特徴その他のメモを取ります。だから名刺は必要ありません。
他人から見た自分もおおよそそのようなものだと思っているので、名刺を受け取りたくもないですし、渡したくもないのです。私にとってあの形式的なやりとりは不要なのです。そうしているうちに、名刺を作らずに自営業の五年目を迎えました。
無関心を見抜かれる
「名刺を作りなさい」と言った地元の名士は、名刺を作らない私の本心を見抜いていまして、これには流石に冷や汗をかきました。
名刺を作らない(=渡さない)のは、私が『自分を相手に知ってもらいたいと思っていない。赤の他人のままでけっこうですよ』とも取れます。
それは『私はお前に興味ないよ』と、まあそういうことでもあります。
私の相手を軽視する姿勢はよろしくありません。それを見抜かれたように思えます。
「名刺も作らず、名乗るほどの人間ではありませんと言うような上っ面な謙虚さはもういい加減おやめなさい。もっと主張して自分の力をオモテに出しなさい」
とも言われました。
上っ面な謙虚さも見抜かれていて、低姿勢で自分のポジションを守りつつ、野望をちらつかせていることもお見通しだったというわけです。
というわけで今、超特急で名刺を作成中です。