イモ農家の夏の仕事を模索する
おはようございます。
夏にやることがないサツマイモ農家の間瀬邦生です。
さて、クラウドファンディングで開始した食品加工事業は通年の仕事としまして、今回の夏の仕事とは切り離して考えます。
4~5月に苗を植え付けし、10~11月に収穫します。収穫期ではない夏に収入がないのは言うまでもなく、作業すらほとんどありません。病気・害虫など出ましたら対処はしますが、平穏無事ですと仕事はほぼないです。
秋の収穫の収入で1年間を暮らせないとしたら、他の収入を考えなければなりません。
(尚、サツマイモ農家も色々と種類がありますので、夏の作業が多い農家もいます)
というわけで、周囲のイモ農家の夏が気になり、何をしているのか調べてみました。
・通年パートを5人雇っているサツマイモ&干しいも農家のケース
→パート5人は、7,8月は完全に休み
・農協傘下の農業法人のケース
→別の野菜を栽培
・3000万円ドイツ製農機を保有する大ジャガイモ農家のケース
→釣り堀を運営
休むか、別の野菜を作るか、観光・レジャー事業をするか、のようです。
私はもともと農家民泊に可能性を感じ、田舎に来ました。
サツマイモという作物を選んだのは、冬に行う干しいも作りの目的以外に、夏の時間を農家民泊(≒観光・レジャー事業)に充てるという考えもありました。
農業経営を考えるあまり、観光・レジャー事業は頭から離れてしまっていましたが、一周回って当初の目的を思い出したような気がします。
夏は人が外に飛び出します。観光・レジャー事業をやるには、もってこいの季節です。
ありとあらゆる地域資源を使って仕事を創っていきましょう。
私の仕事は「地域おこし業」ですから。