毎朝ちょこっと見て、ちょこっとでも元気になって欲しい。そんな思いで始めました。

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部下の技量(5)上司を支える部下『仲介役』

 

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おはようございます。間瀬邦生です。

会社で自身の存在感をどう出したら良いかお悩みではありませんか?


独創力を持ち、いつも斬新な発想が思い浮かぶ人は、何も悩む必要がありません。それだけで開発のエースです。

頭の回転が速く、作業の速度も格段に速い。資料を作らせたら誰にも負けない。それだけで実務のエースです。

交渉能力に長け、営業成績はいつもトップ、これも当然エースです。

というように、才能の質が分かりやすい人は悩むことなんてないのでしょうね。


では、そうでない人はどうしましょう?

才能溢れる人というのは、えてして自分に自信があり、他人に対する気遣いが少ないことが多いです。その才能から反感を買うこともしばしばです。人の話も聞きません。


そこで『才能溢れるエースたちとは逆のこと』をしましょう。


よく人の話を聞くようにしましょう。人の不満を聞くようにしましょう。

気遣いのできる人物には、悩みを抱えている部下から多くの相談をされます。相談だけでなく、直接上に意見できないような提案もその人物に集まってきます。

そして、その意見をトップに報告することを役目とすればいいのです。


トップというものは、部下からすると遠い存在で、本心の意見が上がってこないこともしばしばです。そのままでは組織内の意思疎通に不都合が生じ、本来解消しなければならない問題を見落とすことになりかねません。

人当たりが良く、部下の意見によく耳を傾ける人材の存在が必要不可欠なのです。

こんな人材であれば、自身の心がけ次第で誰でもなれるのではないでしょうか。


『仲介役』の良い例は、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長でしょう。

豊臣政権は石田三成等文官と福島正則等武官の不仲が原因で崩壊の憂き目に遭いますが、秀長がいる間はその不仲をよく収めていたといいます。

政権の運命を握っていたのは、まさに『仲介役』の人材だったのです。


※ヘッダー写真はオランダ・ハーグの国際司法裁判所「平和宮」です。



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