仕事は弱点を突いてくる!
おはようございます。間瀬邦生です。
弱点であるかどうかに関わらず、仕事はあの手この手で私を苦しめてくるわけでありますが、得意な分野なら強く突かれても大した傷にはならないけれども、苦手な分野だと弱く突かれても致命傷になりかねないというか、まあ仕事で苦労するのはたいていが苦手な分野です。
苦手なわけだから、仕事を進める上で時間もかかるしミスもするし、できることならやりたくないのが本音です。
どうにかして自分でやろうとしても品質も悪く作業速度も遅く、仕方なく人に頼ったり外部に委託したりもしますが、事態の主導権を自分で握れることは絶対にありません。そうなると何事においても後れをとってしまいます。
逃げることで解決してしまうと、次に同じ困難に出くわしたときには、また逃げることを考えてしまうようになり、そもそも逃げ回ることは恰好が悪いです。
人生が続く限りその弱点が自分の足を引っ張り続けるのは目に見えていて、早いうちに克服しようと思ってはいても、弱点に立ち向かうのは人によっては苦痛でもあり、いかんせん難しいことでもあります。
孫子の兵法には『己の弱を強と見せ相手を惑わす』という言葉があり、他人に弱を弱と気付かせないようにするという戦術です。
個人的には非常に好きな発想ですが、いわゆるどうしようもないときのハッタリであって、孫子の兵法の基本理念はそもそも弱を作らないことにあります。
いざ戦いになると100%の確率で弱は強に負けると孫子も言っていますので、まあ負けたくないなら克服しないといけないでしょう。
というところで、仕事は必ず弱点で苦労することになると心得ましょう!