若いうちはあえて苦手な道を選ぶことも良いかもしれない
おはようございます。間瀬邦生です。
人生には幾つかの転機がありました。私はそのときにどういった選択をしたのか振り返ってみました。
1.数学が苦手でした。苦手だからこそ大学入学で文系理系を選択するとき、理系を選びました。
2.パソコンが苦手でした。苦手だからこそ就職活動で業界を選ぶとき、IT業界を選びました。
3.英語が苦手でした。その悔しさがあったからこそ語学を習得したいという強い意思を持ちました。そして中国に留学しました。
私はもともとやりたいことのない人間なのかもしれません。
人生の岐路において選択の決め手となったのは、いずれも劣等感から解放されたいという気持ちでした。
得意なことはやらされなくても自発的にやります。その道に進むことに魅力を感じませんでした。
そうなると必然的に苦手なものを克服することに面白味を感じるようになっていたのだと思います。
その結果、色々なことができるようになりました。理数系の発想を持った文系人間ができあがり、プログラム言語と外国語を使えるようになりました。
幅広い技術を習得できたなと思う反面で、どのスキルも超一流というレベルまでは達していないのが現状です。
広く浅い技術は、器用貧乏で一生を終えてしまいそうな予感がします。今後はこれまでの経験がどう生きるのかを実証しないといけません。
これまでの社会人生活においては、どんな職種でも人並みに仕事をこなせたようです。
野球のピッチャーに先発と中継ぎと抑えってありますよね。試合の状況に応じて、どれも任せられるような選手に憧れていたので、社会人としての自分はそれに近づけたような気もしていて、その点は満足しています。
人生の岐路で迷ったとき、どうしても進む道が決められないとき、敢えて苦手な道を選ぶのも良いかもしれません。