買い物のときは商品ではなく笑顔を買う
おはようございます。間瀬邦生です。
もうすぐお正月ですね。近くの商店街も正月を前に活気が増しているように感じられ、それだけで幸せな気分になります。
ところで、買い物をするときに何を基準にして買いますか?
ブランド物とか車とかそういった高級なものではなく、日々の雑貨や食材といった買い物のときをイメージしてください。
ちなみに私はというと、
『商品を買うことで発生する笑顔の価値が、支払う金額を超えているなら、買おう』
商品を得ることによる私の笑顔、商品が売れたことによる売る人の笑顔、その商品の生産に関係した人の笑顔、それらの喜びを想像して買います。
安価で大量生産な品物は、「どうせ機械で作っているのだろう」と想像して、値段だけで決めます。重視するのは価格に対する満足度だけです。
親しいお店での買い物は、親しい人の笑顔も想像して、値段は気にせずに買います。私の財布の中身が多少寂しくなったとしても、そのお金が親しい人の懐に入り笑顔が発生するので、この購買行動で得られる価値は非常に高いものです。
スーパーなどで格安の野菜を見かけたときは、得した気分になりつつも、その一方で心は痛みます。価格が低下した結果、それを生産した人の労働の価値も下がっているし、笑顔や幸せといった要因も低下しているように思えてならないからです。
良質な商品を安値で買うことには罪悪感がつきまといます。
私が本当に買いたいものは、商品そのものではなく、商品を作ってくれて売ってくれている人の笑顔だからです。
人はこういった面を少なからず持っていると思いますが、私はより強く意識してしまう性格かもしれません。
こんな私は暑苦しい人間かもしれませんが、この気持ちを大切にして生きていこうと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。