考える・調べる・訊く・待つ、すると正解が見えてくる
おはようございます。問題解決が楽しくて仕方がない間瀬邦生です。
PDCAサイクルってよく聞きますよね。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を繰り返すことで、生産管理や品質管理などの管理業務を改善していく手法のこと。
それと同じようなもので、考える(Think)、調べる(Search)、訊く(Ask)、待つ(Wait)を繰り返すことで、問題の答えに次第に近づいていくTSAWサイクルという手法のことです。
誰が言い出したかというと、はい、私です。
(既に誰か言っていたらすみません。私の調査不足です)
これ、皆さん普通にやっていることのようですが、問題に直面していっぱいいっぱいになっていると意外に忘れがちなのですよ。
まずは自分の今持っている知識で解決してみようと試みることです。
すんなり解決できれば儲けもの。解決できないと判断して他人に頼る方向へ転換するタイミングが重要です。
分からないままずるずる引きずるのは良くありませんが、すぐ諦めるのも良くありません。たとえ解決できなくても、自分の頭で考えを尽くしたという過程が非常に大切です。コピペ脳でお堅い頭が柔らかくなっていきます。
既に皆さんいつもやっていることとは思いますが、スマホかパソコンを開いて、ブラウザを立ち上げて、インターネットで探しましょう。Google先生は偉大です。検索ワード次第で答えに辿り着いたり辿り着けなかったりするので、検索力だけは身につけましょう。
インターネットで調べても分からないときは、知っている人に訊きましょう。
私の場合、
「茨城県常陸大宮市の○○地区の人って昔は何で生計を立てていたのだろう?」
というような疑問とその答えはほぼインターネットには載っていないわけで、その答えは、
「祖父・祖母・母の3人が狭い農地で自給自足して、お金は父の出稼ぎだった。すると出ていくお金は少なく、父の稼ぎがほぼ貯金や子供の教育費に回せた」
だったりします。
つまり○○地区は昔から農地で生計は立てられなかったわけです。
そういうことが地域復興の手がかりになったりします。
自分でも答えが出せず、他人にも答えが出せないときは、待つしかありません。
諦めるのはなく、時間が経つのを待つ。
煮詰まったときに良い発想は生まれないものです。頭をサッパリするつもりで、その問題を忘れるために待ちましょう。戦略的に何もしない期間を作りましょう。
考える(Think)、考えて悩んで頭を鍛えること。
調べる(Search)、検索力をつけること。
訊く(Ask)、訊く習慣を身につけること。
待つ(Wait) 、諦めるのではなく待つこと。
はい。これを繰り返していると、そのうち問題は解決できます。