不景気だから仕事がないのではなく、仕事をしないから不景気なのだ
おはようございます。間瀬邦生です。
久々に文章を書いているのですが、書いていて楽しい、新鮮ですね!
さてさて、世の中は自粛ムード満載で、年末年始の人出は期待できません。帰省客の道の駅消費もきっと大幅に減るだろうなあと。
それはつまり、私の干しいもが売れません。と、はい、そういうことですね。
それならネット販売すればいいじゃんって意見もありますが、ネット販売って結局儲かるのはサイトの運営業者と宅配業者だけなんですよ。
例)
・道の駅…販売手数料20%→1,000円の商品が売れると800円の収入
・メルカリ…販売手数料10%+郵送代200円→1,000円の商品が売れると700円の収入
大雑把に言うと、こんな勘定です。厳しいですね!
というところで、本題にいきましょう。
ここから↓
市内に私の商品(干しいも)を置いてくれている商店の店主に、
「間瀬さん、年末年始の営業はどうなっていますか?」
と、訊かれました。要は、
「年末年始に商品が欠品したら、すぐ補充に来られる?」
という質問ですね。
まあ、そんなやりとりの中で、その商店の店主は、
「ウチは、元旦以外休みなしで営業します!」
とキッパリ。その言葉に続けて、
「世の中、不景気不景気って言ってますけど、働かないから不景気なんすよ!!」
と、満面の笑み。
この仕事への積極性がこの人の良いところです。自営業仲間として好感が持てます。
コロナウイルスのせいで、廃業・閉店が増えているそうですね。
そこで今の仕事に失業してしまっても、すぐ次の仕事に切り替えられる人は生きていけるでしょう。
儲かる仕事、儲からない仕事、というのは確かにあり、そこを選んでしまうと、『(儲かる)仕事がない』という話になってしまう。
働かない人(本当に仕事がなくて働けないという人も)ばかり溢れかえっている国の現状は、世界を見れば明らか。
やはり人は、どんなに苦しくても、働こう働こうとあがかなければならないと思うのです。それは支援に頼るだけではなく、支援をどうもらおうかというあがきではなく、自力で活路を開くという意味で。
何でもいいから働けば、お金が貰える。お金が貰えれば、使える。そして経済を回す。
働くということは何かが生まれる。
田舎で言うと、やることがなくて困ったら、山の木でも切って薪にすれば、それは商品になる。とにかく働けば価値ある何かが生まれる。
商店の店主は店舗での販売だけでなく、車での移動販売をやっています。とくし丸のような移動スーパーがメジャーになる前からやっていたという話です。
次から次へと新しい仕事は見つけてはやっている。1つの仕事に捉われないこと。型に捉われないところに人の強さを感じます。