謝られたら華麗に返答する
おはようございます。間瀬邦生です。
今、私の家の隣では新築工事をやっています。更地で寂しかった土地に新しい家が建つのは待ち遠しいですね。
今回はその新築工事がきっかけとなって感じたことをお伝えしたいと思います。
工事の人はよく近隣に気遣います。
『うるさくて、すみません』
申し訳ないという気持ちを表してくれるのは嬉しく感じますが、工事がうるさいのは仕方なく、
『謝る必要ないのに』
とも思います。
謝ってほしいが、謝ってほしくはない。
相反する感情が存在していることに気づきました。
『家ってこうやって作っていくのですね。毎日、工事の進み具合を楽しみにしていますよ』
親しげな言葉でも返せれば、相手の気持ちも少しは和ぐでしょうか。
電車に乗っていて周りに手荷物がぶつかってしまったり、仕事で何か失敗したり、謝る機会は日常に多くあります。
『謝ることないですよ』
この言葉は心を一気に軽くしてくれます。
『まったく、なんてことをしでかしてくれたのだ』
この言葉は申し訳ない気持ちが翻って悪意にすら変貌させます。
もし、誰かに謝られるような状況に遭遇したら、思いがけなく感動の現場に変わってしまうような粋な言葉を返したい。
人の美しさとはこんなときに現れるのではないでしょうか。